「ちゃんと歯磨きしていない人」は新型コロナウイルスにかかりやすい

2021/01/12

「ちゃんと歯磨きしていない人」は新型コロナウイルスにかかりやすい

 新型コロナウイルス感染症が、日本に発症してから1年程経ちましたが、いまだに感染の拡大は衰えおらず、心配な毎日が続きます。昨年度7月に英国の医学雑誌「ランセット」オンラインで公開されたリポートを紹介させていただきます。タイトルは「The role of oral bacteria in COVID-19」(COVID-19での口腔内細菌の役割)。英国リーズ大学歯学部などの研究チームの報告です。

 新型コロナウイルス感染症の死亡や重症化リスクを高める要因として、これまでもよく耳にする「基礎疾患」(心臓病、高血圧、糖尿病など)だけではなく、歯周病菌などの口腔内細菌も関係しているという研究です。研究チームが新型コロナウイルス感染症で死亡した人を調べると、歯周病菌が大量に見つかったという。口腔内の衛生状態が悪い、つまり口の中が汚れていて歯周病などがある人は、感染した場合に重症化リスクが高まる可能性があることがわかったということです。

 昔からある「インフルエンザウイルス」では、すでに多くの臨床研究があり、たとえば、正しいブラッシングや舌磨きを行うと、インフルエンザ発症率が10分の1に減った例や、高齢者施設で歯科衛生士が週1回、口腔ケアや歯のクリーニングを実施したところ、インフルエンザの発症率が87%も減少し、風邪の発症率も24%減少した例などが挙げられる。自費の歯のクリーニングでは、保険ではできない最近の塊を徹底的に落としていきます。

 

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