「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者：たけうち歯科クリニックです。」

　お子様にとってお菓子は大好きなものですよね。もちろん大人にとっても好きなものではないでしょうか。そんなお菓子で虫歯に最もなりやすいものって何だと思いますか？よくチョコレートは甘いお菓子の代表だから一番じゃないかと思う方も多いかと思いますが、実はキャラメルになります。これは研究でも結果がでています。

虫歯になりやすいお菓子の特徴は、

1）食べカスや歯垢

2）口中で酸が増える量

3）そのものが口の中にある長さ

4）そのものの糖分が口の中に残っている長さ

で決まります。

　歯についた食べカスに虫歯をつくるミュータンス菌がからみつき、糖分を栄養にして酸を出します。この酸によって歯の表面のエナメル質を溶かして、そこに穴をあけることで虫歯が始まります。

　キャラメルは、食べている時間が長くて歯にへばりつきやすいため、食べ終わっても口の中に糖分が長く残っていることになります。甘いお菓子の代表とされるチョコレートが一番でなかったのはちょっと安心でしょう。最近はチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、むし歯や歯周病予防に役立つ効果があるということが報告されています。しかし、虫歯になりやすい砂糖もたくさん使われているから、食べすぎないには注意しましょう。

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