タバコ(喫煙)がお口に与える影響って? ~ニコチンとタール~
2025/06/01

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニックです。」
喫煙は、歯や歯茎をはじめとする口腔内の健康に深刻な影響を及ぼします。特にタバコに含まれる「ニコチン」と「タール」は、口腔内の環境を悪化させる主要な要因です。今回は、これらの成分がどのように歯や歯茎に影響を与えるのかを詳しく解説します。
ニコチンの影響:血流障害と免疫力の低下
ニコチンは強い依存性を持つ成分で、血管を収縮させる作用があります。これにより、歯茎への血流が悪化し、酸素や栄養素の供給が不足します。その結果、歯茎の健康が損なわれ、歯周病のリスクが高まります。また、ニコチンは免疫機能を抑制し、細菌に対する抵抗力を低下させるため、感染症のリスクも増加します。
タールの影響:色素沈着と歯周病の進行
タールは、タバコの煙に含まれる粘着性のある物質で、歯の表面に付着しやすく、黄ばみや黒ずみの原因となります。さらに、タールは歯茎のメラニン色素を刺激し、歯茎が黒ずむこともあります。また、タールには抗炎症作用があるため、歯周病の症状である腫れや出血が抑えられ、病気の進行に気づきにくくなることがあります。
その他の影響:口臭、虫歯、治療の遅延
喫煙は唾液の分泌を減少させ、口腔内の自浄作用を低下させます。これにより、虫歯や歯周病のリスクがさらに高まります。また、タバコの煙に含まれる有害物質は口臭の原因となり、周囲の人々に不快感を与えることがあります。さらに、喫煙者は歯周病や外科的治療の治癒が遅れる傾向があり、治療効果が得られにくくなります。
まとめ:禁煙のすすめ
ニコチンとタールは、口腔内の健康を脅かす大きな要因です。歯や歯茎の健康を守るためには、禁煙が最も効果的な方法です。禁煙することで、歯周病や虫歯のリスクを減少させ、治療効果も向上します。口腔内の健康を維持するためにも、ぜひ禁煙を検討してみてください。また最近は電子タバコもあります。電子タバコはニコチン・タールがないものがあります。今のところはこの電子タバコで健康被害が出るというデータは現時点でありません(まだ研究がでていない)。
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