顎は他の関節よりも複雑に動いている! ~顎関節の動き~
2025/06/15

「こんにちは。名古屋市緑区の歯医者:たけうち歯科クリニックです。」
顎関節(がくかんせつ)は、私たちが食べたり話したりする際に重要な役割を果たす関節です。この関節は、耳のすぐ前に位置し、下顎骨と側頭骨が接する部分にあります身体の身体の関節と比べて、顎関節は非常に特殊な構造と動きを持っています。
顎関節の特徴的な動き
一般的な身体の関節は、主に回転運動を行いますが、顎関節は回転運動に加えて滑走運動も行います。口を開ける際、最初は下顎骨が回転し、その後、前方へ滑るように移動します。この滑走運動により、大きく口を開けることが可能になります。このような動きは、他の関節には見られない、顎関節特有のものです。
関節円板の役割
顎関節の中には、「関節円板」と呼ばれる軟骨が存在します。この関節円板は、下顎骨と側頭骨の間に位置し、クッションのような役割を果たしています。関節円板が適切に機能することで、顎の動きが滑らかになり、衝撃を吸収することができます 。
顎関節の連動性
顎関節は、左右の関節が下顎骨を介して連動しています。つまり、片方の顎関節が動くと、もう一方の関節も同時に動きます。この連動性により、食べ物を噛む際や話す際に、スムーズな動きが可能になります 。
顎関節症とその影響
顎関節の構造や動きに問題が生じると、「顎関節症」と呼ばれる状態になることがあります。顎関節症の主な症状には、顎の痛み、口を開ける際の音(クリック音)、口の開閉の制限などがあります。原因としては、関節円板の位置異常、筋肉の緊張、炎症、噛み合わせの問題などが挙げられます 。
日常生活での注意点
顎関節の健康を保つためには、以下の点に注意することが重要です:
・無理に硬い食べ物を避け、顎に過度な負担をかけない。
・長時間の口の開閉を控える。
・ストレスを溜めないようにし、歯ぎしりや食いしばりを防ぐ。歯ぎしりに対してはマウスピースを活用したりする。
・・正しい姿勢を保ち、顎への負担を軽減する。
顎関節は、私たちの日常生活において食べたり、しゃべったりと欠かせない役割を果たしています。その特殊な構造と動きにより顎関節症になったら早めに治療をしましょう。
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