生き物たちの歯は、その形や数、大きさなど、種によってさまざまであります。生き物は単に食べるためだけでなく、家族や仲間を守ったり闘ったりするときの武器になることもあります。私たち人間と違って、長さ・大きさ・数・強さなど、ケタ違いのものがあります！では、その１つをご紹介しましょう。

　　　【本数部門】

　みなさんは、「サメ」は歯が生えかわるから多いんじゃないかと思うでしょう。サメの仲間も、1本でも歯が欠けると1列全部が生えかわるそうです。使い捨てみたいな歯ですね。サメの歯の生涯トータル本数は数千にのぼると言われています。

実は、

『カタツムリ』⁉

　予想外だったんじゃないでしょうか。カタツムリはナント！ナント！1万本以上の歯を持っています。歯があるってこともビックリですが、その数もビックリですよね。とはいっても哺乳類の歯とは違い、舌の上にびっしりと並んだ「歯舌（しぜつ）」と呼ばれるもので、これをヤスリのように使って葉っぱを削り取って食べます。コンクリートも削り取れるほど丈夫だというから驚きですよね！

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