生き物たちの歯について、以前のブロブでは「本数部門」でカタツムリが1万本以上の歯を持っていることをお伝えさせていただきました。生き物はその形や数、大きさなど、種によってさまざまであります。今回は生き物の歯の重さについてお伝えさせてていただきます。

　　　【重さ部門】

　みなさんは、この重さ部門の生き物はピンときたんじゃないでしょうか。やはり重さ部門一番は、陸上最大の動物『ゾウ』ですね。　

　お口の両脇から突き出た門歯（牙）は、立派なものだと3ｍ以上になるそうです。その重さはナンと100kgを超えることもあるそうです。他は4本しかなく、すべて臼歯で、1本の長さは30cm程、重さは3～5kgです。歯の表面は洗濯板のようにギザギザと溝があり、食べ物を上手にすり潰します。歯がすり減ると、後ろから新しい歯が生えてきて、古い歯は、前に押し出されるように抜けるそうです。このあたりは、人間の乳歯から永久歯に生え変わるのと同じ感じですね。でもゾウは生涯で5回程歯が生え変わるのは人間と違いますね！

戻る