最近耳にする歯科用語より 「オーラルフレイル」って⁈

2022/01/19

最近耳にする歯科用語より 「オーラルフレイル」って⁈

 オーラルフレイルとは、“歯や口の働きの衰え”のことで、老化のはじまりを示すサインとも言われています。「フレイル」とは、健康な状態から要介護状態になる手前の段階のことです。支援は必要としないけれど、筋力、認知機能などが以前より衰えてしまい、心身の活力が低下した状態をいいます。

 口には、食べる、飲み込む、息をする、唾液の分泌、コミュニケーションをとる、といった様々な機能があります。「飲み込みにくい」「口が渇く」「むせやすい」「食べこぼす」などといった口腔機能の衰えは、これまでは特に病気でないかぎり、「歳のせいですね」と言われて放っておかれることも多かったものになります。

 オーラルフレイルが進むと、「口腔機能低下症」という段階へと進む場合あり、食べる機能が低下すると、体力や筋力の低下を招き、全身のフレイル(虚弱)へとつながっていきます。また、のみ込む機能が衰えると、食道から胃へ向かうはずの食べ物や唾液などが気道内に入ってしまう誤嚥(ごえん)を起こしやすくなり、「誤嚥性肺炎」を引き起こすこともあります。「誤嚥性肺炎」は2019年、日本人の死因6位となっています。

 今度はオーラルフレイルへの対策とトレーニング方法をご紹介します。

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