歯医者の麻酔も進化しています! - 電動麻酔器 -

2022/12/08

歯医者の麻酔も進化しています! - 電動麻酔器 -

 注射の麻酔はどうしても痛いものですよね。でも麻酔自体は逆に「痛みをなくしてくれるもの」です。むしろ麻酔なしで治療を行うと、治療中痛くてつらくて、耐えられないなんてこともあるので、やっぱり麻酔した方がいいですよね。

 虫歯治療などにおける麻酔で「痛い!」と言われるのは、麻酔の針が刺さる瞬間あるいは麻酔薬が入っていくときでしょう。麻酔の針が刺さる瞬間の痛みは、「表面麻酔」という方法を併用することで防げます。歯茎の表面に綿球や綿棒などで、塗るだけの簡単な操作で行うことが出来ます。2~3分おくと麻酔成分が歯茎の中に浸透し、麻酔効果が現れます。

 麻酔薬が入っていくときの痛みは、「歯科麻酔用電動注射器」で解消します。コンピューター管理された機械の圧力で麻酔液を注入するため、ゆっくりと痛くないように麻酔が注入できます。さらに、注入速度も数段階に変えることが出来て、患者さんの状況や注射部位によって最も痛みの少ない速度で一定に注入できます。人間の手で行う注射は加圧にムラが生じて、痛みを感じる原因になります。

 また、針の太さも昔よりは細い針があります。太い針の方がもちろん痛みは強くなるのは、一般の方でもわかるのではないでしょうか。点滴の針なんて太いですよね。

 

 

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