マスクしなくなり口臭が気になる！ ～口臭の原因は？～
2023/06/23
マスクをすることも少なくなってきて、人と話しているとき、ふと「口臭が気になる」「自分の口は臭いのかも…」と思ったことはないでしょうかそうか？
口臭の原因で最も多いのは「舌苔（ぜったい）」と言われています。舌の上に白く見えるザラザラしたもので、その正体は老廃物や菌などです。１日１回「舌ブラシ」を活用して、優しく磨いてみてください。その際に口臭に特化した歯磨き粉などを使用してみることもよいです。
他には唾液の分泌量が減少することが主な原因です。唾液は口の中を洗浄する作用や臭いの元となる細菌の増殖を抑える作用、口内の粘膜を保護する作用などがあります。唾液の分泌量が減ると、口内が不潔になり、口臭が発生しやすくなります。特に、起床時や空腹時は、唾液の分泌量が減少しており、口臭が強くなりやすいのです。「なぜ乾燥しているのか」という原因も突き詰める必要があります。「唾液の分泌が元々少ないのか」、「習慣的に口呼吸をしているのか」、「花粉症などの季節要因で口呼吸になっているのか」、「服用している薬が関係していないか」など、考えられる点は多岐にわたっています。
一方、病的口臭は、鼻やのどの病気、呼吸器系・消化器系の病気をはじめ、身体の疾患から発生するものになります。
歯の原因としては、虫歯や歯周病があります。歯周病にかかると、歯周病菌が歯を支える骨を攻撃して炎症を起こす際に、メチルメルカプタンやジメチルサルファイド 、硫化水素を発生させます。これらは「揮発性硫黄化合物」と呼ばれるもので、臭いを引き起こす原因物質とされています。
口臭対策としては、お口の中を健康にしておくことです。そのためにも定期的な歯科医院でのメンテナンスを受けていただくことが一番です。
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