お口のケアが新型コロナウイルス感染を防ぐ!

2020/08/04

お口のケアが新型コロナウイルス感染を防ぐ!

 お口の衛生状態が悪くなっていると、ウイルス性肺炎に細菌感染が加わり、より重症化しやすくなることは明らかであります。新型コロナウイルスの感染拡大がまたまた続いています。 

 ウイルスは口や鼻の粘膜などから感染すると言われています。新型コロナウイルスは感染力も強いと言われて、近い距離で話しているだけでも飛沫から感染する可能性もあります。手洗い、マスク着用、外出を控え、いわゆる「3密」を避けること、という基本的な感染予防策を続けていかないといけなことは周知でしょう。それと同時にお口の中の健康を保つこと」も感染予防に大事なポイントとなります。

 しっかり歯が磨けていなかったり、虫歯や歯周病がなおっていない、といった状態だと、口の中の衛生状態が悪化しやすく、口の中の細菌数が増えてしまいます。新型コロナウイルスは、口の中に入ると、レセプターと呼ばれる鍵穴のようなところに、まるでカギがはいるようにくっついて感染をしていきます。このレセプターは舌の粘膜の上に豊富にあると言われ、そのために口からの感染には特に気をつけなければなりません。とりわけ、新型コロナウイルス感染で重症化しやすいとされる、高齢者や、糖尿病などの基礎疾患の方は、お口の中の衛生状態に特に細心の注意が必要となります。

 
 

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