ダイエットで口臭? ダイエットすると口臭がきつくなる⁈

2022/03/30

ダイエットで口臭? ダイエットすると口臭がきつくなる⁈

 「ダイエットを一度もしたことがない」という女性はほぼいないほど、最近は男性も気にする方も多くなって、ダイエットについては、男女問わず永遠のテーマのようになっていますね。

 「ダイエットをすると口臭がひどくなりやすい」という話を聞いたことはありますか?これは本当なのでしょうか?ダイエットをすると必ずしも口臭が強く感じられるわけではありませんが、過度なダイエットは口臭や体臭に影響を与えることがわかっています

 

 ダイエット中に口臭がひどくなる原因には、主に次の3つがあると言われています。

1)空腹による唾液の減少

 食事制限や無理なダイエットによって空腹の状態が続くことで、咀嚼する機会が減り、唾液の分泌量が低下してしまいます。唾液には、口の中を洗浄したり殺菌する効果があり、私たちのお口の中は雑菌から守られています。唾液が減ることでお口の中の細菌が増えて、口臭の原因となるガスなどが発生します。

2)基礎代謝の低下

 食事制限や断食などで炭水化物やタンパク質が減ると、身体の中の中性脂肪を燃やして、そこからエネルギーに変換しようとする働きが起きますが、ニオイ成分の1つでもある「脂肪酸」に分解されます。分解された脂肪酸は、エネルギーを生み出す「TCA回路」に運ばれますが、間違ったダイエットをしていたり運動不足だったりして基礎代謝が低下していると、TCA回路で脂肪酸が完全燃焼されず、余った脂肪酸が血中に出てしまいます。血中に出た脂肪酸は、脂質系のニオイとして汗や皮脂と一緒に体外へ排出されることになります。

 また、空腹状態で胃に食べ物がなくなることで、消化液の膵液が分解され、そのときに発生したガスが血液に流れることで、肺から息となって出されることも口臭の原因の1つとされています。

3)飢餓状態によるケトン体の生成

 食事制限や断食を続けると、飢餓状態になった身体を維持するために、糖の代わりにタンパク質や脂質が分解されて、「アセトン」、「アセト酢酸」、「β-ヒドロキシ酪酸」の総称である「ケトン体」という物質が作られます。

 このケトン体は、飢餓状態やダイエットの最終段階で臭う、飢餓臭」、「ダイエット臭」、「ケトン臭とも呼ばれており、甘酸っぱいような腐った臭いがします。この臭いは、加齢臭やワキガなどの臭いのように感じる人も多く、臭いレベルがいかに高いかわかりますよね。血中にケトン体が増えすぎると、口臭として臭うだけではなく、汗や尿、体臭としても臭うようになります。さらにこの飢餓臭はダイエット後もしばらくの間は臭いが取れにくいとも言われているため、かなり厄介な存在なのです。

 

 このように、間違った食事制限や過度なダイエットは、口臭のキツさを招いてしまうことがわかります。ダイエットをしている期間が長いほど、そして過酷なダイエットをしているほど、口臭はキツくなると言われています。

 「あの子、痩せて綺麗になったけど、なんか臭うよね」なんてことは絶対に嫌ですよね。

口臭対策の1つとしての、口腔ケアも大事になってきます。ぜひご相談ください。

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